私たちの使命
きれいな海を次世代に引き継ぐために、私たちは今行動します。海岸漂着ゴミや海ゴミの問題に取り組み、持続可能な環境保全活動を推進しています。
持続可能な環境保全の推進
地域に根ざした活動から始まり、日本全国、そしてアジア太平洋地域へと広がる希望の循環モデルを構築しています。
地域から世界へ
希望の循環モデル
海ゴミの回収だけでなく、再資源化や教育活動を通じて、持続可能な社会と地域社会の活性化を目指しています。

about|私たちについて
環境と未来のために
熊本を拠点に、海岸漂着ごみや海ゴミの回収と資源化、そして環境教育を通じて、「拾って終わりではない、その先の循環へ」を掲げて活動しています。
〇法人概要
| 名称 | 一般社団法人 海岸漂着ゴミ資源化研究会 |
| 設立日 | 2025年6月6日 |
| 代表理事 | 石橋 康弘(熊本県立大学 環境共生学部 教授) |
| 所在地 | 〒860-0066 熊本県熊本市西区城山下代4-5-8 |
| メールアドレス | info@sea.clean.or.jp |
| 活動目的 | 海岸・海洋に漂着するごみの調査・回収・再資源化を通じじて、 海洋環境の保全と地域社会の活性化、国際的な環境課題の解決に寄与すること。 |
| 主な活動内容 | - 海岸漂着ごみと海ゴミの回収・調査活動- 回収ごみの資源化(ERS導入)- 環境教育・啓発事業- 国際連携・政策提言- 災害廃棄物対策の知見提供 |

理事長ごあいさつ
国内外から排出された廃棄物が海域に流入し、漂流物となって船舶の航行や漁業操業の支障となっています。
また、海岸に漂着することによって、海洋環境や景観の悪化、海岸機能の低下等を引き起こし、住民の生活や経済活動に悪影響を及ぼしています。このような海岸漂流・漂着物は人の手によって回収するしかなく、回収されたものの処理にも費用がかかるため、自治体や関係・活動団体の負担が高くなっています。
当法人は海岸や海、河川、ダム等における漂着ごみの清掃活動及びその防止に資する啓発活動を行うことにより、海洋環境の保全と地域社会の活性化、国際問題解決に貢献することを目的として設立された団体です。
海岸美化の啓発事業や海洋清掃ボランティアへの支援事業を行い、海洋漂着物の処理や資源化についても推進し、日本のみならず海外の海洋環境保全に寄与していきたいと考えています。
世界的な視点でみた時、廃棄物が、私たちの海を汚染しています。それは、漁業や観光だけでなく、地域の暮らしや誇りにまでも影響を及ぼします。
私たちは、海岸に漂着したゴミを「新たな資源」として見つめ直し、回収・資源化の仕組みを地域とともに築いていきます。
熊本という自然と文化が融合した地から、環境再生のモデルを世界に発信し、次世代に美しい海を手渡すこと。
それが、私たちの使命です。
理事長:石橋 康弘(熊本県立大学 環境共生学部教授)
Our Impact|
目的と活動意義
研究会が目指す資源化は海ゴミに限定し、漁業従事者と協力しゴミの回収と資源化をする世界初のモデルを構築することを目指します。
✅海ゴミとは?
海岸に流れ着き岸辺に打ち上げられたゴミだけでなく、海底に沈殿する「木質ゴミ、竹、廃プラスチック、廃漁網、漁具、ヘドロ、養殖餌の残渣、死魚貝類、廃船等」を示します。
✅漁業環境の改善と活性化し持続可能な漁場をつくる
漁業の組合員さんたちと一緒に海ゴミの回収し、熊本の資源化工場で資源化することで
美しい海と環境を守り、地域産業の持続に貢献。
✅科学的データで支える政策・国際連携
科学的データで支える政策・国際連携
ごみ調査・データ公開により、エビデンスベースの施策づくりを支援。
Our Purpose|活動の目的
当法人は、海洋環境の保全、地域社会の活性化、国際的な課題解決という3つの柱を通じて、持続可能な未来を目指しています。熊本から始まる活動を通して、日本全国、そしてアジア太平洋地域へと広がる海洋環境保全の輪を作り出していきます。

国際問題の解決への貢献
世界とつながる取り組みを推進。国際的な海洋環境保全の枠組みに積極的に参加し、海ゴミというグローバルな課題解決に日本から働きかけ貢献します。

地域社会の活性化
熊本を拠点に、地域・学校・行政と連携した活動で、地域課題と環境課題を同時に解決します。そしてゴミ処理を雇用・教育・防災に展開する地域モデルを形成。漁業従事者と一緒に海底に沈んだ海ゴミの回収と資源化をすることで地域絆を深めた持続可能な社会づくりに貢献しています。

海洋環境の保全
海・河川・海岸での清掃活動を通じて、生態系を保護します。美しい海岸線を守り、海洋生物の多様性を維持するための取り組みを継続的に行っています。
解決に向けた対策と取り組み
これらの取組はすべて、「拾って終わり」ではなく、「拾ったゴミをどう資源にするか」まで視野に入れ、
自治体・漁連・行政との連携のもとで推進しています。
「海岸漂着ゴミ」の回収活動を推進
専門家や地域住⺠と連携し海岸・海中の清掃実施。
自治体・漁連などとのタイアップにより、地域密着型の回収モデルを展開。
現地処理で「再資源化」の検討を推進
回収ゴミは現地で破砕・乾燥し、燃料ペレットへ。
大型トレーラーに処理機器を搭載し、自治体へ持ち帰って再⽣。
高温乾燥処理による「炭化対応」も実施
回収場所やゴミの性質に応じ、高温乾燥処理も導入。
特殊機器を活用し、ゴミの炭化や減容化による再利用を目指します。
「資源循環処理機」の全国展開
熊本を拠点に全国展開へ。
寄付により資源循環処理機を自治体に寄贈し、処理業者と連携して新たなリサイクルインフラを構築。
Why Kumamoto Matters
~熊本から発信する意義~
熊本は「山・川・海」が近接し、自然と暮らしと産業が密接に関わる地域です。
この場所から、日本全国、そして世界に向けて「ごみゼロ×資源化」の新しい循環モデルを発信します。
山・川・海をつなぐ実践地
熊本は流域と海が近接し、循環型モデルの構築に最適な実践地です。
自然×文化×教育の融合
阿蘇・天草など自然と教育資源が豊富。
未来を担う人材育成に好環境です。
災害復興とレジリエンスの象徴
熊本地震からの復興、球磨川流域の⼤⽔害を経て、
環境活動により地域の強さと希望を発信します。
一般社団法人海岸漂着ゴミ資源化研究会
Member
ごみ研究に貢献するチームメンバーをご紹介します。
最高顧問
竹村 公太郎
非特定営利法人日本水フォーラム 代表理事
顧問
清野 聡子
九州大学大学院 工学研究室 環境社会部門 生態工学研究室 准教授
理事長
石橋 康弘
熊本県立大学 環境共生学部 教授
副理事長
間部 恵造
株式会社エレトク 代表取締役
事務局長
内田 節夫
株式会社ラモ 会長
監事
熊谷 功吉
株式会社ラモ 代表取締役社長
理事
今岡 俊輔
合同会社ビジネス・ベース・アイ 代表
理事
佐藤 榮一
株式会社エスエーグローバル 代表取締役
理事
藤井 豊
株式会社エフケーケー 代表取締役
理事
田口 光男
テクニカルプロダクツ有限会社
理事
髙木 靖治
株式会社DEALSQUARE 代表取締役
理事
中山 理
おさむ行政書士事務所 代表
ご支援について
一緒に、未来へきれいな海を届けませんか?
私たちの活動は、皆さま一人ひとりのご協力によって支えられています。
ボランティアとして参加する、講演をご依頼いただく、ご会員となり応援する——
さまざまなかたちで、あなたの想いを海の未来につなげてください。
ボランティア募集
海岸清掃活動や環境教育イベントなど、様々な形でご参加いただけます。経験や専門知識は問いません。一緒に美しい海を守りましょう。
出前授業・講演
学校や企業、地域コミュニティ向けに、海洋環境問題や私たちの取り組みについての授業や講演を行っています。次世代への環境教育にご活用ください。
会員の募集
会員様のご入会お願いしております。いただいた会費は、清掃活動や教育プログラム、研究活動に大切に使わせていただきます。
NewsRelease
当法人の活動をこちらでご覧いただけます。